証明の読み方・考え方 読書メモ 第3章
前回、前々回の続きです。
証明の読み方 3章 定義と数学用語
・抽象質問に答えるのに、最も効果的なのは定義に従って考えることである
・定義とはそれを使う人の合意が得られるように用語の意味を定める表現である
・定義は特定の概念を略記するための合意事項である
・前進過程と後退過程に定義を使うことは証明の際に絶えず行われる
・同じ概念に二通りの定義ができることがある
・採用した定義が別の定義と同値であることを証明するには、A⇒B、B⇒A⇒を示せば良い
・前にある命題の結論を利用して抽象質問に答えることは常に行われる
メモ
この章では、証明の際に重要となる、「定義」や数学用語について説明しています。数学の問題を解く際に、しばしば「定義に帰れ」といわれますが、この本でもこの点が強調されています。